広報

Kaleidoscope/万華鏡

建設業の"イベント的"広報

イベント

まちづくり展2013
~東京をつくる・まもる建設業~

一般社団法人 東京建設業協会

 9月25日~27日の3日間、東京・新宿駅西口広場イベントコーナーにて、「まちづくり展2013~東京をつくる・まもる・建設業~」が開催されました。主催は、(一社)東京建設業協会と東京土木施工管理技士会。今回で9回目を迎えた同イベントのメインテーマは「地域の皆様とつながり、東京をよりよい『まち』に」。人々の暮らしを支えている建設技術や、環境問題・安全性・快適な生活などに配慮した「まちづくり」への取り組みを、パネルや模型などの展示により、誰にでも分かりやすく紹介。出展者は、東京都に本拠を置く22の建設会社。出展協力には、国土交通省の関東地方整備局をはじめとする6団体、学校は大学や専門校の6校が参加。(一社)東京建設業協会の広報課長・奥尚子氏に、同イベントの目的についてお聞きしました。
 「建設業のイメージアップを図ることが最大の目的で、広報的な意味合いを持ったイベントです。建設業が普段どんな仕事をして、どのような形で皆さんの暮らしを支えているのか、その一端をお見せすることで建設業のイメージが変わってくれたら、それが本望だと思います。身近な存在に感じてもらえるように学生の方々の作品もいくつか展示したんですよ。若い人たちの建設業界への就職志望者が減少している中で、少しでもイメージアップにつながって建設業を目指す若い人が増えるといいですね」
 同イベントの会場内は、建設業者22社による「オジギビトパネル展」と、「都内建設系高校生・大学生の作品コーナー」、「建設総合相談コーナー」、「スポーツ祭東京2013」の5つのコーナーで構成。中でも来場者の目を引いたのが、入口付近の「茶室レプリカ」です。これは千利休が作ったといわれる国宝茶室『待庵(たいあん)』で、建築系高校の生徒たちが作成したとか。高校生の作品とは思えない見事な出来栄えで、来場者を驚かせていました。
 こうした広報的な視点に立った企画を定期的に開催していけば、建設業のイメージアップにつながっていくはず。業界全体の熱気を感じさせるイベントでした。

(一社)東京建設業協会ホームページ



見学会

100万人の市民現場見学会

一般社団法人 日本建設業連合会

 「公共工事=ムダ」。このイメージを持つ国民は少なくありません。社会資本整備の必要性を知っていただこうと、全国で市民を対象とした現場見学会を開催しています。2010年8月末には参加者数200万人を突破しました。これを記念して栃木県湯西川ダム建設現場で開催されたイベントには100人が参加。工事概要についての説明のほか、参加者からの質問に現場担当者が回答。見学者のサインを骨材に入れ、コンクリートに打ち込みました。参加費は無料。

100万人の市民現場見学会

 

 

 

 



イベント

土木コレクション2013 HANDS+EYES」

公益社団法人 土木学会

 明治~昭和初期にかけて活躍した土木技術者による手描きの図面を、プロジェクト毎に展示。土木界が所蔵する貴重な資料を一般公開します。2008年の開始から今回で6回目となる土木コレクション2013は、より多くの目に触れるよう、札幌駅前通 地下歩行空間、東京駅 行幸地下ギャラリー、新宿駅西口地下広場の3ヶ所で開催。新宿駅西口は地下1Fイベントスペースで11月21日(木)〜24日(日)の4日間、これまで全国で収集したコレクションを一斉展示します。

土木学会100周年 | 土木コレクション2013 「HANDS+EYES」

 

 

 

 



公募

中部の未来創造大賞

国土交通省中部地方整備局 企画部

今年で14回目となる「中部の未来創造大賞」では、住民、企業・学校、行政などが取り組む地域づくりの活動を募り、顕彰しています。対象となるのは

長野、岐阜、静岡、愛知、三重の5県内で行われる、自然環境保全、復旧活動、伝統的な建造物の保存といった活動です。昨年第13回目の大賞は、岐阜市立三輪中学校の水防団活動[地域を守る中学生~自分たちの町は自分たちで守る~]。表彰式は12月19日を予定し、大賞には賞状、盾、賞金10万円が授与されます。

中部の未来創造大賞

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