サブカルチャー

建設業 × 広報誌

各団体では、さまざまな工夫を凝らした広報誌を作成し若者向けに建設業のPRを行っています。まずは、いかにして手に取って見てもらうか。今回は、長野県建設業協会の青年部会が制作した広報誌『LIFE』~未来のチカラ~(2017年1月発行、24頁)をご紹介します。


 
 
1

■『LIFE』に込めた想い
 

 

 人々の生活に密接に関わる建設業という想いを込めて、誌名は「人生・生活・生命」を意味する『LIFE』とした。サブテーマには、将来の建設業で働く若者たちを表す『未来のチカラ』を選んだ。

■ 工夫したポイント
 

 
1
気軽に手に取って読んでもらえるよう、写真を多く掲載。若者への聞き取り調査を行い、その結果を基にブランドマガジン的な広報誌に仕上げた。
2
有名人を登場させることで、業界誌としての堅苦しさを和らげ、ページをめくりたくなるような親しみやすさを出すために、大相撲力士・御嶽海(長野県出身)へのインタビュー、お笑い芸人の横澤夏子、ゆりやんレトリィバァ(国土交通省主催:女性活躍キャンペーンのイベントゲスト)の記事を掲載した。
3
特集『支え、守り、楽しみ、進化する建設の7つのキーワード』。全県下の青年部員に写真、記事の提供を呼び掛け、その中からインパクトがあるものを選択し掲載した。
  【道路、橋、トンネル】インフラの写真、道路整備工事によるビフォー・アフターの効果や除雪風景。   【建築】建築家・隈研吾(新国立競技場設計者)が手掛けた飯山市文化交流館や長野Uスタジアムなどを紹介。   【災害対応・復旧】南木曽町梨子沢での土石流(2014年7月発生)を取り上げた。被災直後から始まった復旧工事(南木曽町、長野県、林野庁、国土交通省等の連携)の経過を説明。   【土木遺産】県内の歴史的な構造物を紹介(協力:土木・環境しなの技術支援センター)。   【ライフの風景】ライフをイメージする風景として「善光寺参道の灯明まつり」の写真を全面に掲載。   【仕事をがんばる/休日を楽しむ】働く人々のON/OFFにスポット(写真提供:女性部)。   【技術の進化と最先端】中高生が興味を持ちそうなヴァーチャル・リアリティ、ロボットスーツ、ドローンなどの最先端技術を紹介。
4
長野県建設業協会青年部会の新3K「感動できる・貢献できる・期待できる」建設業への提言。
5
建設業従事者の大事なアイテムであるヘルメットの写真(提供:県内の314社)。
 
2

2

3

 
3

3

4
5

 
 
「LIFE」お問い合わせ先 (一社)長野県建設業協会TEL:026-228-7200 FAX:026-224-3061 E-mail:info@choken.or.jp
 

ページトップ

最新記事

最新記事一覧へ