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これからの建設産業のあるべき姿を探る

国土交通省

 国土交通省は、「これからの建設産業のあるべき姿を探る」新たな検討の場を設ける。中央建設業審議会と社会資本整備審議会産業分科会・建設部会の下に置く「基本問題小委員会」のような法律に基づく検討組織とは異なり、研究会や懇談会のような位置付け。検討内容は「建設産業の発展性・収益性」「建設産業の持続性」「受発注者間の信頼構築」の3つのテーマに大別される。人口減少や高齢化の進展する中で、産業としての幅を広げていけるか、生産性の向上を軸にいかに収益性を高めていけるかといったことや、持続性の面では後継者の不足に悩む地方建設会社をいかにして維持するか、事業承継や譲渡を円滑に行える環境の整備などが焦点になる。
 また、基本問題小委員会の中間とりまとめで示されている、制定から約70年を経過した建設業法を含め、許可制度や請負契約、経営事項審査、技術者制度、入札契約制度など関連制度の基本的な枠組みを再検討する場にもなりそうだ。

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