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[レポート]

2012.04.25

一般財団法人 建設業振興基金　平成24年度事業計画について

　平成24年4月1日、建設業振興基金は国の認可を受け、｢一般財団法人建設業振興基金｣として新たなスタートを切りました。
　この新法人への移行を機に、建設業振興基金は平成24年（2012年）を「変化と挑戦の年」と位置づけ、建設産業に｢お役に立つ、専門家集団｣としての役割を一層強固にすべく、組織活動として「チェンジ＆チャレンジ2012プロジェクト（C&C2012）」を立ち上げました。

現在までの活動報告

事業目的と体系を策定

　C&C2012では顧客の視点に立った｢お役立ち度｣を大きく高めるため、各種事業の見直しや具体的方策などのお役立ち倍増プログラム、これを実現するための組織基盤の強化、具体的取り組みなどの検討を行い、建設産業の振興を図り、我が国の産業及び経済の健全な発展に資する、21項に及ぶ事業目的と体系を策定しました。

建設産業における金融の円滑化

  1. ①下請セーフティネット債務保証・助成等（地域建設業経営強化融資制度）
  2. ②下請債権保全支援
  3. ③共同事業等に必要な資金の借入れに対する債務保証・助成・融資あっせん

建設産業の振興支援

＜経営の改善＞
  1. ④建設業経営者の育成等
  2. ⑤建設業経理検定試験・研修、建設業経理士の育成等
＜情報化の推進＞
  1. ⑥電子商取引の推進（CI-NET）
  2. ⑦設計製造情報の標準化推進（C-CADEC）
＜人材の確保・育成＞
  1. ⑧建設産業人材確保・育成推進協議会の運営等
  2. ⑨基幹技能者制度推進協議会の運営等
  3. ⑩海外建設技能実習生受入
＜市場整備の促進＞
  1. ⑪総合・専門工事業者間の契約等の適正化推進
＜調査研究・助成等＞
  1. ⑫建設産業に関する総合的な調査研究
  2. ⑬建設業経理に関する調査研究等
  3. ⑭建設業振興緊急支援助成
  4. ⑮建設産業構造改善助成
＜広報・情報提供＞
  1. ⑯広報誌の発刊及び建設産業に係る情報提供

施工技術等の向上

  1. ⑰建築／電気工事施工管理技術検定試験の実施
  2. ⑱監理技術者講習の実施
  3. ⑲建設技術者の継続教育（CPD）制度の構築検討

建設産業政策への協力

  1. ⑳建設企業の連携によるフロンティア事業の実施
  2. ㉑国土交通省の産業施策等に関連する事業の実施

　2012年夏頃を目途に、「一般財団法人建設業振興基金 中期経営方針〜C&C2012推進計画〜」を策定し、建設産業の振興を進めるべく、今後5年間の目標、収支計画等を明らかにします。
　次頁では、建設産業の振興を図り、我が国の産業及び経済の健全な発展に資する、21項の事業内容の詳細を報告します。

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平成24年度の重点的取組事項

平成24年度の重点的取組事項

　本年度におきましては、我が国の建設産業に携わる皆様の事業運営を円滑にするため、次頁で紹介する21項に及ぶ事業目的と体系から、「企業経営改善の視点」、「人材確保・育成の視点」、「震災復興支援の視点」の3つの視点を重点的取組事項として、事業に取り組んでまいります。

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