サブカルチャー

建築×マガジン

建設×マガジン Vol.6 未来の建設業「宇宙開発」

 読者の皆さんは、「未来の建設業」について考えたことはありますか?生活の基盤であるインフラ、モノを作る工場、オフィスやテナントが入るビル、人々の暮らす住居……。これらを作るのは建設業の仕事であり、きっと50年先、100年先もそれは変わらないことでしょう。

 もしも、人類が生活の場を宇宙へ求めることになったら、その生活を支えるために建設業も宇宙へ進出するはずです。ここでは、宇宙開発における建設業とは?そんな夢のある未来の建設業を描いたマンガを紹介します。

超人ロック 冬の虹

超人ロック 冬の虹

「スキャナー(エスパー)」と呼ばれている主人公のロック。スカイリフト社では軌道エレベーターの建設計画が進行中で、ロックはその事業の警備をしている。計画の阻止を企むC国が工作員として、気の達人である志明(スーミン)を送り込んだが、志明はロックに興味を持ってしまう。志明の変化に気がついたC国は、志明を連れ戻す為に暗殺者の楊を送り込んだのだが…。超人ロックシリーズの中で、1番若いロックに出会える作品である。

Ⓒ聖 悠紀 / 少年画報社

 

MOONLIGHT MILE

MOONLIGHT MILE(ムーンライトマイル)

クライマーである主人公の吾郎は、相棒のロストマンとエベレストの頂上に登り、天空に光る月とISS(宇宙ステーション)を見て「宇宙への進出」という目標を見い出した。4年後、吾郎は大手建築会社に就職していたが、次世代エネルギー開発プロジェクトに携わるためNASAへと出向する。一方、ロストマンはシャトルのパイロットとしてNASAに招かれる。月へ進むふたりは、新エネルギーの覇権を争う各国の宇宙戦争に巻き込まれて行く。

Ⓒ太田垣 康男 / 小学館

 

 

まっすぐ天へ

まっすぐ天(そら)へ

子供の頃から宇宙に憧れ、宇宙開発機関JASDAに勤める主人公の翔一。ミッション中のスペースシャトルがデブリ(宇宙ゴミ)の衝突により墜落し、デブリ対策に頭を悩ませていた頃、建設会社に勤める弟の健二から相談をもちかけられる。健二の会社が開発した超硬度の新素材の使用用途として、軌道エレベーターを提案され、軌道エレベーターにデブリ対策の解決と宇宙開発の未来へ向けて歩み出す。

Ⓒ的場 健 / 講談社

 

ページトップ

最新記事

最新記事一覧へ