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[Hope]

2015.06.30

Hope | 安定した産業と、安心して働ける会社 だから一生懸命に働ける

 

篠澤　智さん

電気設備工 入職5年目
1992年6月生、東京都出身
㈱関電工（東京都港区）

　日常生活に欠かせない電気。篠澤智さん（22歳）は今後一層重要になる電気設備の仕事に将来性を感じ、㈱関電工に就職し5年目を迎えた。「安定した会社で大きな仕事がしたい」というのが就職した理由。教育研修や資格取得の支援も充実した会社を選んだ。
　「現場に配属されて1年間は覚えることも多く気が回りませんでした。先輩に指示されるだけだった業務も、少しずつ段取りが分かってきて、毎日の作業もスピードや正確さが上がってきたと感じます」。
　先輩から「よくできていたな」と褒められることもあるが、「センスないな」と指摘される厳しい一面もあり、協働作業の大切さを痛感する場面も少なくはない。だが「辞めたいと思ったことは一度もありません」と語る。
　篠澤さんは始業1時間前には現場に入る。「仕事を学びたい」という熱心な問い掛けは休憩時間も続く。それに周りの先輩もしっかりと応える。関電工では、現場での若手と先輩間のOJTが確立しているからだ。職長や先輩などの評価が気になる一方、成長したいという思いは一層強くなっているという。
　若者にも先見の明はある。今若者の定着には、安定した産業と、安心して一生懸命に働ける会社の両輪が必要なのだろう。

 

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