人材確保・育成

Hope | 努力も不安も気付いてくれる その環境に日々感謝を忘れない

 

西島 葵さん


施工管理 入職3年目
1996年3月生、長崎県出身
TOTOエンジニアリング㈱ 名古屋支店
 

 土木業に従事する叔父や、地元長崎の工業高校に通っていた年長の従姉妹の影響もあり、施工管理を担う技術者を目指して自身も入学したという西島葵さん(20歳)。高校卒業後は地元を出て、現在は名古屋を中心に自社製品での施工やリフォーム工事の現場で、憧れであった施工管理の仕事に携わっている。
 就職と同時に親元を離れての新生活は、目標へ向かう喜びや、緊張と不安が入り交じった日々だった。しかし、同社では母校から多くの卒業生を採用しており、先輩が教育係を努めている。「仕事はもちろん、初めての一人暮らしの面でも支えてもらいました。何でも一人で抱えるのではなく『相談して気付いてもらう』ことが、前へ進むために大切だと思います」。現場の実務をこなす毎日だが、心から楽しいと思い、自分は仕事をする環境に恵まれているとも感じるという。
 卒業後も応援してくれる母校の先生、相談できる先輩、優しい言葉だけではなく時に厳しく指導してくれる上司に感謝の気持ちを忘れない。母校の先輩が社会から得た信頼で導かれた就職。その信頼のタスキを受け取って、今度は自分が後輩につなげたい。そんな思いは、いつか大きなネットワークとなり、若者を将来の夢に向けて導いていくだろう。
 

(平成28年12月5日 県内の現場およびオフィスにて取材)

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