2015.07.24
Hope | 毎日を大事に生きる。それが5年後、10年後の自分を決める
平成25年度 高校生の作文コンクール 国土交通大臣賞受賞
施工管理 入職2年目
1995年7月生、石川県出身
㈱高政工務店(東京都世田谷区)
「君にその気さえあれば、全ての技を伝える」。社長の言葉がきっかけで、㈱高政工務店への就職を決めた堂前淳紀さん(20歳)。建設業界で働く不安や夢を、高校在学中に『建設業へ就業した場合の 5 年後、10年後の自分』という作文につづっている。
あれから2年。現在は施工管理の仕事で、公共建築から一般住宅、サッシの取り付けから電球交換まで幅広く携わる。「初めは、それも僕の仕事ですか?と思いました。でも、社長や先輩方が、ちょっとした仕事から生まれるお客さまとのコミュニケーションを大切にしていたと気付いて――」。対話の中から好みやニーズを探り、家づくりに反映させる。「一人前になるには建築の技術だけではなく、観察力や対話力も必要。だからこそやりがいも大きい」。
同社にとって、施工管理の新卒採用は初めてだった。彼のために教育プログラムを作り、基礎知識や施工技術を学ばせ、顧客との対話も、社長自らOJTで叩き込んだ。
「今は一人前になるのに必要なことを全て伝えてもらっているのだと思います。けど、幅が広く、奥も深い。先は全然見えません。それでも、毎日を大事に生きる。その積み重ねが5年後、10年後の自分を決めると信じています」
▶ 平成25年度「高校生の作文コンクール」
〜「建設業の未来」を担う高校生の君たちへ〜 入賞作品
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[FOCUS]
2017.03.13
自分の強みを活かしてリーダーシップを発揮する|建設業女性リーダー育成プログラム
国土交通省 × テンプスタッフキャリアコンサルティング株式会社
建設業しんこう9月号特集にて「女性の活躍で建設業が変わる!もっと女性が活躍できる建設業を目指して」と題し、女性活躍を推進するさまざまな取組みの一部を紹介しました。...続きを読む
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[巻頭特集]
2017.03.10
建設業の担い手不足にどう向き合うか ~担い手の確保や女性活躍等の更なる促進に向けて~
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一般財団法人 建設業振興基金 理事長 内田 俊一本日は、建設業の人材確保・育成について、さまざまな意見交換をさせていただきたいと思います。まずは、昨年10月に設立された「一般財団法人戸田みらい基金」(以下「みらい基金」)について、...続きを読む
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[Hope]
2017.03.10
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「手に職をつけることは大きな強み」と語る桶川雄貴さんは、光洋重機建設㈱に入社して14年。父の背中を追って入社したが、最初は叱られて挫折感を味わうことも。ただ、ひたすらに仕事を覚えていくうちに、...続きを読む
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[FOCUS]
2017.02.15
約200人が集い竣工式 富士教育訓練センター共用棟・宿泊棟建替工事が完成
職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会 富士教育訓練センター
1月12日、職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会(才賀清二郎会長)は、協会が運営する富士教育訓練センター(静岡県富士宮市。以下センターと略)の「共用棟・宿泊棟建替工事」が無事完了したことから、...続きを読む
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[Hope]
2017.02.10
Hope | 遠回りして辿り着いたのは「チャンスと安心感」のある会社
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