2015.09.30
Hope | 適材適所で力を発揮すれば女性だって活躍できる
重機オペレーター 入職12年目
1984年5月生、宮城県出身
水谷建設㈱(東京都千代田区)
全国各地の土木工事の現場で重機オペレーターとして活躍する大崎友里さん(31歳)は、普通高校で工事現場さえも知らなかった。この仕事に興味を持ったのは高校生の時、テレビで重機の仕事を観て「面白そうだった」。部活動の顧問の紹介で水谷建設㈱へ就職した。
「新人の頃はミスも多く、先輩に怒られることも多々ありました。辞めたいと思ったことも。結婚、出産、育児と将来の不安もあるけれど、仕事は続けたい。一般の人が乗れないような大きな機械を運転し、思い通りに操作できると仕事が面白くなります。難しいことを考えずに、運転が好きな人はこの世界に飛び込んできてほしい」と語る。
現在は、神奈川県の現場で不整地運搬車を運転し、山を切り崩して住宅地を造成している。まだ女性が少ない建設現場だが、宿舎は男女別、女性専用の入浴施設もある。適材適所で効率的に能力を発揮できるよう、力仕事は男性が担当する。恵まれた職場環境から、男女を意識することや女性ゆえの苦労は無いという。
建設業に興味を持つ若者は決して少なくはないだろう。彼らが"やりがい"と"定着"を見いだせるよう、身を置きたいと思える職場づくりを進めなければならない。
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[FOCUS]
2017.03.13
自分の強みを活かしてリーダーシップを発揮する|建設業女性リーダー育成プログラム
国土交通省 × テンプスタッフキャリアコンサルティング株式会社
建設業しんこう9月号特集にて「女性の活躍で建設業が変わる!もっと女性が活躍できる建設業を目指して」と題し、女性活躍を推進するさまざまな取組みの一部を紹介しました。...続きを読む
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[巻頭特集]
2017.03.10
建設業の担い手不足にどう向き合うか ~担い手の確保や女性活躍等の更なる促進に向けて~
戸田建設株式会社 代表取締役社長(一般財団法人 戸田みらい基金 理事長)今井 雅則 氏
一般財団法人 建設業振興基金 理事長 内田 俊一本日は、建設業の人材確保・育成について、さまざまな意見交換をさせていただきたいと思います。まずは、昨年10月に設立された「一般財団法人戸田みらい基金」(以下「みらい基金」)について、...続きを読む
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[Hope]
2017.03.10
Professional | 「手に職」は強み。さらに信頼とコミュ力で仕事は広がる。
「手に職をつけることは大きな強み」と語る桶川雄貴さんは、光洋重機建設㈱に入社して14年。父の背中を追って入社したが、最初は叱られて挫折感を味わうことも。ただ、ひたすらに仕事を覚えていくうちに、...続きを読む
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[FOCUS]
2017.02.15
約200人が集い竣工式 富士教育訓練センター共用棟・宿泊棟建替工事が完成
職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会 富士教育訓練センター
1月12日、職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会(才賀清二郎会長)は、協会が運営する富士教育訓練センター(静岡県富士宮市。以下センターと略)の「共用棟・宿泊棟建替工事」が無事完了したことから、...続きを読む
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[Hope]
2017.02.10
Hope | 遠回りして辿り着いたのは「チャンスと安心感」のある会社
この業界に入ったきっかけは、同社に勤める父親の勧めだったと話す梁瀬さん(28歳)。高校卒業後に様々な仕事を経験するも、なかなか安定した職を見つけられずに苦しかった時、...続きを読む