人材確保・育成

協会初! "工業高校長"対象の現場見学会を開催

(一社)兵庫県空調衛生工業協会 未来ビジョン委員会

 若者の入職促進に、学校側の業界に対する理解は欠かせないとの考えから、2月2日、 兵庫県空調衛生工業協会 は県内19校の工業高校長、副校長を対象とした現場見学会(於:県災害対策センター)を開催しました。同見学会の模様を紹介します。




 
 
冷温水機の説明を受ける参加者

 昨今、工業高校では全国的な専門学科の統廃合が進んでいる。兵庫県ではついに全ての工業高校で設備課が廃科となった。
 兵庫県空調衛生工業協会では、深刻な担い手確保問題に本格的に対応すべく、昨年、県が設置する「兵庫県建設業育成魅力アップ協議会」に参画。官民連携で建設業のイメージアップや若年層の入職促進に向けた取り組みを推進している。
 その取り組みの一環として、2月2日、生徒に設備工事の仕事に対する理解を深めようと県内19校の工業高校長、副校長20名を対象とした現場見学会を県災害対策センターで開催。同協会・未来ビジョン委員会が仕事内容や機械設備について丁寧に説明した。これは、まず校長に業界の仕事の一端を見てもらうことで、より一層生徒に仕事の魅力が伝わることを期待した、協会初の先進的な取り組みだ。

「建物には必ず設備があるんだと実感した。今後もインターンシップなどでお世話になりたい」(県工業高校校長会・小河徹会長(県立兵庫工業高校校長))

 冒頭、開会の挨拶で山口敬三会長は「昨年度は3社、今年度は11社にインターンシップ(就業体験)を受け入れてもらった。昨年12月には、兵庫県建設業育成魅力アップ協議会の活動として神崎工業高校を訪問した。それでも、未だ世間の建設業に対する理解は低い。まずは、先生方を現場に招こうと考えた。設備工事は建物が完成すると、そのほとんどが壁や天井に隠れて見えなくなるが、建築物の構成要素を人間の体に例えると、建築物の構造は骨格、意匠は容姿であり、設備は頭脳、神経、循環器、血管であり、いわば建物に命の息吹を与えるのが我々の仕事だと思っている。ぜひ皆さんのご理解を賜りたい」と開催の経緯を述べた。

 この後、給排水・換気空調・消火設備など機械設備の説明・現場見学が行われた。
 最後に、同協会の原田副会長は「大方、設備の心臓部の説明はできた。ぜひ学校でも進路指導の先生方にお話しいただき、少しでも多くの生徒が入職する機会につながればと期待している」と締めくくった。
 なお、同協会は今後も引き続きPR活動を継続し、進路指導の教員向けの説明会などを開催していく方針である。

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