歴史資料

オリンピックに希望を新国立競技場

 

 一九六四年(昭和三十九年)、第十八回夏季オリンピックが東京で開催された。一九四〇年大会を戦争のため返上していた日本にとって、アジア地域で初めて開催されたこのオリンピックは、再び日本が国際社会の中心に復帰する象徴でもあった。
 オリンピックを控えた東京では、都市美観工事を始め、ホテルや競技場の建築が進められた。また、東京タワー、新幹線など大幅なインフラ整備も進み、まさに土木・建築業界が超花形といわれた高度経済成長期であった。そして、その時代背景の中で、日本は国際化、経済大国化を着々と推進する。日本国民にとっての希望に満ちた時代だった。
 二〇二〇年のオリンピック・パラリンピック開催が東京に決定した。五十六年ぶりの「東京五輪」再現である。高度経済成長を遂げたかつての日本のように、国民生活がより豊かなものになるよう期待したい。

名  称/新国立競技場 国際デザイン・コンクール 最優秀賞
受 賞 者/ザハ・ハディド・アーキテクト 英国
工  期/平成26年7月~平成31年3月末
工  費/1,300億円
収容人数/8万人
敷地面積/11万3千㎡
屋  根/開閉式
陸上トラック/9レーン
座  席/一部可動式

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