サブカルチャー

建設業界の広報 マンガ×絵本 誌上ライブラリー|マンガ ー 建設業協会発行 ー

 建設業界では、これまで就職を意識し始める年頃の高校生などに向けた広報活動は盛んに行われてきました。しかし、彼らが職業を認識し始める前の段階から、建設業にも目を向けてもらいたいと、最近は青少年にも手に取りやすい「マンガ」「絵本」等を広報材料に活用する業界団体が多く見られます。
 今回は、幼児・児童にも楽しんでもらえる絵本、社会人が勉強のために使用できる参考書的なマンガ本まで、多数ご紹介します。
 また Kaleidoscope では、 建設業協会が取り組む【ラジオ放送を活用した広報活動】 についてもご紹介しています。
 ぜひ併せてご覧ください。


 

 建設業協会では、若手入職者の確保に向けた業界PRのマンガ冊子を制作、無償配布しています。いずれも緻密で迫力ある描写とともに、登場人物の心の機微が巧みに描かれ、胸打つストーリーに仕立てられています。手ごろなボリュームで建設の仕事を理解するには最適な一冊です。

 

 
 
 ただいま工事中!! 土木工事編

 


 
発行年月 2015.10
著者 ㈲エアーダイブ
発行(企画・監修)(一社)北海道建設業協会、(一社)北海道測量設計協会、
 (一社)北海道商工会議所連合会、建設産業専門団体北海道地区連合会
価格 無償
入手方法
(一社)北海道建設業協会(一社)札幌建設業協会 の担当者へ問い合わせ願います。
配布先
  北海道内の公立・私立全ての高等学校および関係官公庁、関係団体・北海道内公立図書館へ配布。
 
STORY
現場監督をする父を見て、将来建設業に携わりたいと考えていた主人公颯太は、偶然、土木工事現場で働く幼なじみのカンナと再会。カンナとその現場の見学会に参加して土木工事が人々の安全な生活を守るために欠かせないと知る。

制作の経緯
土木工事が住民の生活を守る重要な仕事であることや、工事全体の流れを理解してもらいたい。若者の進路の選択肢として、学校の進路指導でも活用いただきたいです。



 
みんなの声(会社の人事担当、読者から)

 
「第1弾・建築工事編は建設業を説明するのに非常に分かりやすかった」「第2弾の発行を期待しています」
 
 

 

 
 

 
 
 知られざる英雄たち

 


 
発行年月 2015.3
企画・制作 (一社)宮城県建設業協会
  監修 いがらし みきお
発行 (一社)宮城県建設業協会
価格 無償
入手方法  (一社)宮城県建設業協会
配布先
  宮城県内幼稚園・小・中学校、私立幼稚園他。

STORY
東日本大震災の発生後に被災者の救出活動や復旧作業を進めるため、沿岸地域等の道路を啓開した地元建設業の姿を描いた。
 
制作の経緯
東日本大震災において、自らが被災者でありながら使命感を持って、被災沿岸部への支援の道となる道路啓開作業を地域建設業が行ったことにより、その後の救助活動等につながっていることを伝えたいと考え制作しました。



 
みんなの声(読者から)

 
「被災直後の地域建設業がどのように活動したかわかった」「当時の地域建設業の活動を思い出し涙が出た」
 
 

 

 
 

 
 
 雨のち晴れ

 


 
発行年月 2014.3
作画 河上 大志郎
 (京都精華大学卒 現在週刊ヤングマガジンで連載中)
発行 (一社)京都府建設業協会
価格 無償
入手方法
(一社)京都府建設業協会事務局  に電話(075-231-4161)。在庫がある限り無償配布。
配布先
  各府県建設業協会、学校(京都府内の専門学校、専門学科のある高校)、関係官庁(労働基準局他)、京都府内ハローワークなど。協会の事業「親子で学ぶ現場見学会」(年1回開催・京都府内の工事中現場見学)などで配布中。
 
STORY
主人公の若いサラリーマンが、居酒屋で建設業の男性たちともめるシーンから物語が始まる。「体だけ動かしてりゃいい仕事」と吐き捨てる主人公。ある台風の夜、彼らが懸命に応急作業や復旧工事に当たる姿を見て......。

制作の経緯
従来の業界PR冊子と違う切り口(少年マンガのように熱く格好良い)で、マンガを読み慣れた若年層にも表紙を見て「格好良い」と、興味を引けるよう目指しました。



みんなの声(一般紙の紙面、ネット版に記事掲載後、寄せられた冊子希望の声)
 
「個人的興味から」「親族・子供が建設関係者」「研修に使用したい」
 
 

 

 
 

 
 
 人と人を繋ぐ橋

 


 
発行年月 2015.3
企画・編集 (一社)大阪建設業協会 広報委員会
  作画 幸田 廣信
発行 (一社)大阪建設業協会
価格 無償
入手方法
 協会にて配布。協会ホームページにてe-Book版、PDF版を公開、併せてニコニコ静画でもデジタル版を無料公開中。
配布先
  西日本の工業系高校や大学の建設関連学科、近畿2府4県に加えて福井県、三重県の全中学校、高等学校および公立図書館等、各方面に広く配布。また現場見学会に参加した高校生等にも配布。
 
STORY
現場監督として橋の建設現場に配属された男性(建太)ととび職人(幹也)のやりとりを中心に、さまざまな出来事を通じ現場監督として成長していくストーリー。

制作の経緯
熱い思いを持って仕事に取り組む姿や、建設現場は人と人のつながりで支えられていることなどを伝えたいと考え制作しました。



みんなの声(現場見学会に参加した高校生)
 
「現場監督の大切さ、責任の重さを学んだ」「建設業は、人と人のつながりが大切だと分かった」「職人さんや作業員の人も大切だが、それをまとめるリーダー的存在の現場監督はすごいと思った」
 

ページトップ

最新記事

最新記事一覧へ