人材確保・育成

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特徴のある取組の紹介|実施事業 中部ブロックの取組

事業管理者:中部圏建設担い手育成ネットワーク協議会

 
 実施事業
中部ブロックの取組【静岡、愛知、岐阜、三重】
 
産・学・官で、若者に建設産業のことを正しく知ってもらいたい


 中部地区では、平成27年の3月に、産・学・官で「中部圏けんせつ未来懇話会」を立ち上げ、

1.建設産業のことをよく知ってもらおう
2.‌建設産業にやりがい・誇りを持てるようにしよう
3.働きやすい職場環境を作ろう

「中部圏建設業新人歓迎フォーラム」
「建設若者塾」

のメッセージを採択しました。
 これは、若者に建設産業のことを正しく知ってもらいたいとの意味が込められたものですが、それらの実践のため、中部地区では各県建設業協会が主体となって設立した「中部圏建設担い手育成ネットワーク協議会」において以下のような取組を推進しています。
 まず、「建設若者塾」です。これは、東海4県の入職3年目までの若年建設労働者が名古屋に集い、現場見学やグループディスカッション等若者同士の人的ネットワークをつくることを主たる目的としています。
平成26年度に第1回を開催し、45名出席。今年度は6月に第2回を開催し70名の参加をいただきました。
 次に「中部圏建設業新人歓迎フォーラム」です。これは、近年建設業界に入職した若手を対象として、業界全体で歓迎の意味を込めたフォーラムを6月28日に開催したものです。タレントの春香クリスティーンさんに参加いただき、シンポジウムなどを実施し、約250名の参加者がありました。
 これらの取組は入職促進・定着率の向上、建設業のイメージアップに資するものとして、東海4県が合同で実施するものですが、上記に加え、岐阜・静岡・愛知・三重の各県が独自に担い手確保・育成に係る取組も実施する予定です。具体的には多能工の育成を目指した研修事業や新しく就職される技術者・技能者を対象とした初任者研修、資格取得研修を実施することとしており、中部地域の若手建設労働者の確保・育成に積極的に取り組んでまいります。

 
(建設業しんこう2015年10月号掲載)
 
 

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