人材確保・育成

建設産業における労働者賃金の現状

年表に見る建設産業の推移

 全産業労働者の平均年収が約530万円といわれる中、建設産業における技能労働者の賃金の実態は、非常に厳しいものとなっています。そして、それが本産業への若者の就労意識を減退、あるいは喪失させているといっても過言ではありません。そこで今回の特集では、本産業に関係が深い有識者、団体幹部の方などに、技能労働者の賃金の現状と課題、今後の展望などを伺いました。

動向|年表に見る建設産業の推移


 本稿では、建設投資額/就業者数/許可業者数の推移と、建設産業に影響を及ぼした出来事をグラフ上に記載するともに、これらの要因が、「公共工事の設計労務単価」と「就業者の年齢推移」へ果たしてどのように影響してきたのかについて探るべく、クロス集計を試みた。


図  年表に見る建設産業の推移 <拡大PDFをご覧いただけます>

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