基金の活動

特集 建築施工管理CPD制度

建築施工管理CPD制度|「eラーニング講習」で時間の有効活用 居ながらにしてCPD単位が取得できる!

日本ネットCPD協会
運営委員会 藤井 俊逸 氏

 

「eラーニング講習」で時間の有効活用


藤井氏

藤井氏

 日本の技術レベルの高さは、いろいろな立場の技術者が、皆さん技術力向上に熱心で、真面目に取り組んできたことにあり、これまで師弟関係や企業OJTにより「生きた技術」を伝承してきましたが、現在は企業内での技術伝承が難しくなっています。
 しかしながら、一般的に技術者は業務で忙しく、講習会に行き、勉強したい講義を聞くことが困難な現実もあります。
 日本ネットCPD協会では、eラーニングにより、専門および高度の知識を有する技術者の「生きた技術」を伝え、技術者の技術力UPに貢献していきたいと考えました。
 現在、提供しているプログラムは、建設業界で豊かな経験を持つ講師陣により、「実践工事マネジメント」「原価管理・実行予算管理」「建設工事における頻発労働災害と再発防止策」などがあります。今後は、建築施工管理の専門分野をカテゴリー分けし(基礎・土工工事、骨組み・コンクリート工事、内外装工事、配管工事など)専門分野に合わせた講座を提供し、また、専門分野をより深く追求するタイプの人や、幅広く知識のある総合管理的な人など、広いニーズに対応していきたいです。

eラーニング講座の動画再生イメージ

 eラーニングの欠点として、講師とのコミュニケーションがとりにくいことが挙げられますが、当協会では、eラーニングの受講サービス内で、講師の先生と情報交換できる仕組みを構築し、技術交流を図ることを可能としています。
 建築施工管理CPD制度が、技術者の学習履歴から、その人の技術力をある程度把握できる制度として活用されるようになることを期待しています。




 




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