建設業しんこう バックナンバー

  • 2015年2月号  No.465

    ■表紙写真
    第65回さっぽろ雪まつり
    さっぽろテレビ塔からの眺め(平成26(2014)年開催)

    2015年2月号 No.465

    • 建設産業における 労働者賃金の現状

      建設産業における 労働者賃金の現状

      芝浦工業大学 工学部建築工学科 教授 蟹澤 宏剛

      全産業労働者の平均年収が約530万円といわれる中、建設産業における技能労働者の賃金の実態は、非常に厳しいものとなっています。...続きを読む

    • 若者が働きたいと思える処遇へ 国を挙げて、この産業をどうするかを考えるべき

      若者が働きたいと思える処遇へ 国を挙げて、この産業をどうするかを考えるべき

      (一社)日本建設躯体工事業団体連合会 会長 才賀 清二郎 氏

      全般的に人手不足という状況ではありません。これは大手ゼネコン各社が消費税や資材が上がる前に大型工事を契約しましたので、とび・土工の作業範囲は大方終わってしまったこと、さらに小規模工事は無理に受注せず控えている現状があるからと考えられます。...続きを読む

    • 「標準見積書」の普及・浸透により 保険・賃金など労働環境の改善へ

      「標準見積書」の普及・浸透により 保険・賃金など労働環境の改善へ

      (一社)全国鉄筋工事業協会 会長 内山 聖 氏

      「人が足りない」と言われていますが、関東周辺では、昨年末あたりから躯体3種の人手が充足している状況も見られます。...続きを読む

    • 会社の屋台骨を背負って立つのは これから就職する若者たち

      会社の屋台骨を背負って立つのは これから就職する若者たち

      (一社)日本型枠工事業協会 会長 三野輪 賢二 氏

      ゼネコンの受注が好調なので、2014年度は秋口から忙しくなると予想していましたが、2013年度に比べ工事量は減り、人手不足も感じられませんでした。...続きを読む

    • 技能労働者の賃金適正化を実現するためにやるべきことは?

      技能労働者の賃金適正化を実現するためにやるべきことは?

      全国建設労働組合総連合 中央執行委員長 三浦 一男

      2014年5月~14年7月を調査期間とした全建総連賃金実態調査は、37県連・組合から11万2,700人(2013年10万9,592人)のデータ(エクセル形式)提供をいただき、集計結果をまとめることができました。...続きを読む

    • 年表に見る建設産業の推移

      年表に見る建設産業の推移

       本稿では、建設投資額/就業者数/許可業者数の推移と、建設産業に影響を及ぼした出来事をグラフ上に記載するともに、これらの要因が、「公共工事の設計労務単価」と「就業者の年齢推移」へ果たしてどのように影響してきたのかについて探るべく、クロス集計を試みた。...続きを読む

    • "自らの努力"で給料アップを実現できる仕組みが必要

      株式会社 鈴木組 代表取締役 鈴木 央 氏

      創業は江戸時代。初代会長の「人は育てなきゃいけない」という理念に注力し続けてきました。㈱大林組の協力会社として、建設現場における仮設工事全般を請け負い始め、平成6(1994)年に企業内教育機関「鈴木職業訓練校」を開校。...続きを読む

    • しっかり雇用する覚悟で責任を持てる業界であることが大切

      しっかり雇用する覚悟で責任を持てる業界であることが大切

      株式会社 ダイニッセイ 代表取締役 池田 愼二 氏

      設立は昭和48年、鉄筋工事業者として施工請負を行っています。賃金は、基本給(経験年数や技術力を総合的に評価)に、資格手当や職長手当を付けるという体系です。...続きを読む

    • 第9回|発注者の責任と能力強化

      第9回|発注者の責任と能力強化

      現代建設けいざいラボ主宰 六波羅 昭

       発注者の調達行動に係る責任については、「発注者として自ら公正さを確保しつつ良質なモノを低廉な価格でタイムリーに調達し提供すること」と表現される。近年はインフラの老朽化が進み適切なメンテナンスの重要性が高まるとともに、環境対策や周辺住民への情報提供など発注者・管理者の責任が広くかつ重くなってきている。...続きを読む

    • 1985年当時と状況が似ている 「逆オイルショック」が経済に与える影響

      1985年当時と状況が似ている 「逆オイルショック」が経済に与える影響

      みずほ総合研究所 チーフエコノミスト 高田 創

      原油価格の下落が目立っている。ここ数年1バレル=100ドル前後で推移していたが、 米国のシェール革命でOPECの価格支配力が低下したことなどにより、昨秋以降から急落が始まった。今回は、「逆オイルショック」ともいえる原油価格の下落が起きている背景と、世界経済に与える影響について解説する。...続きを読む

    • 公共工事入札のトレンド 落札率が上昇傾向、指名競争復活も

      公共工事入札のトレンド 落札率が上昇傾向、指名競争復活も

      日経コンストラクション編集長 野中 賢

      国土交通省発注の直轄工事で、落札率が上昇している。発注量が増えているのに加え、低入札調査基準価格が上がっていることが要因だ。一方、自治体発注工事では、地元企業の育成を目的として、指名競争入札を復活させる動きが相次いでいる。...続きを読む

    • 工業高校キャラバンの開催 Part.2|東京・田無工業/埼玉・熊谷工業

      工業高校キャラバンの開催 Part.2|東京・田無工業/埼玉・熊谷工業

      建設産業戦略的広報推進協議会
      埼玉県立熊谷工業高等学校
      千葉県立東総工業高等学校

      建設産業戦略的広報推進協議会では、2014年度の取り組みとして、建設産業の仕組みや魅力などを直接伝えるべく、工業高校の建設系学科1・2年生を対象とした「工業高校キャラバン」を実施しています。...続きを読む

    • 絵で見る江戸のくらし ① 江戸の象徴「長屋」の成り立ち

      絵で見る江戸のくらし ① 江戸の象徴「長屋」の成り立ち

      文・絵=善養寺ススム

      このイラストは、今年一月に出版いたしました『江戸の女子図鑑』に描いたもので、当時のワンルーム・アパートである長屋でございます。江戸の町の象徴でもある長屋ですが、実はこれ、江戸初期にはございませんでした。...続きを読む

    • 技能五輪全国大会への出場が 技能向上の促進と、離職を防止する

      技能五輪全国大会への出場が 技能向上の促進と、離職を防止する

      中央職業能力開発協会

      昨年11月28日(金)~12月1日(月)に「第52回技能五輪全国大会(あいち大会)」が開催され、ものづくりを中心とする全41職種に、23歳以下の若手技能者約1,200人が参加し、熱戦を繰り広げました。...続きを読む

    • 平成27年度技術検定試験の実施日程が決定

      平成27年度技術検定試験の実施日程が決定

      (一財)建設業振興基金 試験研修本部

      平成27年度建築及び電気工事施工管理技術検定試験の実施日程が決定した。...続きを読む

    • 平成26年度下期1級・2級建設業経理士の登録講習会を開催

      平成26年度下期1級・2級建設業経理士の登録講習会を開催

      (一財)建設業振興基金 試験研修本部

      当基金では、会計・経理知識等の維持及び向上を図ることを目的とし、1級及び2級の建設業経理士検定試験合格者(従来の1級及び2級建設業経理事務士試験の合格者を含む)を対象とした実務者登録のための講習会を実施した。...続きを読む

    • 建築施工管理CPD制度およびCI-NET説明会を開催(熊本県)

      建築施工管理CPD制度およびCI-NET説明会を開催(熊本県)

      (一財)建設業振興基金 試験研修本部

      当基金では、昨年12月8日(月)、(一社)熊本県建築協会の経営雇用委員会(金子勉委員長)において、CPD制度およびCI-NETの説明会を開催した。...続きを読む

    • ベトナム、ミャンマー実習生が入国

      ベトナム、ミャンマー実習生が入国

      (一財)建設業振興基金 試験研修本部

      平成26年度第四期生として、1月13日にベトナム技能実習生14名、ミャンマー技能実習生14名、計28名の受入れを行った。...続きを読む

    • 監理技術者講習のご案内

      監理技術者講習のご案内

      当基金の「監理技術者講習」は、国土交通大臣登録講習実施機関として、これまで97万人の受講実績を誇ります。今年度は全国330会場で、年間1,458回の講習会を実施。ご自宅・職場の近くで受講していただくことが可能です。...続きを読む

    • 自衛隊と肩を並べた雪像造り さっぽろ雪まつり

      自衛隊と肩を並べた雪像造り さっぽろ雪まつり

      「さっぽろ雪まつり」は、昭和二十五(一九五〇)年、札幌市内の中高生が六基の雪像を造ったことが始まりとされている。戦後の高度経済成長に支えられ、その規模は年々拡大し、今では札幌の冬を彩る最大級の祭典となった。...続きを読む

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